左図は一般的な企業の階層を示したものです。経営層が戦略を策定し、管理職とその部下が戦略を実行に移すことで事業が成り立っています。
そして、実行した結果が業績となります。
どれだけ優れた戦略を立案したとしても、適切に実行されなければ、それに見合う業績は期待できません。
戦略を適切に実行する上で要となるのが「管理職」だと私たちは考えています。
近年、働き方改革の推進、ハラスメント関係の法制化、新型コロナウイルス感染拡大に伴うテレワークの急速な普及など、労働環境が大きく変化しております。様々なアプリケーションの普及や多様な働き方ができるようになった一方で、社員間のコミュニケーションが希薄化したという声も耳にします。
管理職に目を向けると、多くの管理職はプレイングマネジャーであり、マネジャーとしての業務とプレーヤーとしての業務を求められております。そこに近年の環境変化が加わっておりますので、多くの管理職は少なからず悩みを抱えていると思います。
部下の育成に苦労したり、上司と部下の板挟みになって苦労したり、経営陣や上司と意見が合わない、そういった悩みが管理職自身のパフォーマンスを低下させていたりということもあります。しかし、管理職であるが故に上司に相談できない方も多数いらっしゃいます。相談相手がいないという管理職の方も一定数いるようです。
上司に相談したら「管理能力を問われるのでは?」「それは自分で何とかしろと言われるのでは?」「自分の評価に影響するのでは?」等々の心理が働くのかもしれません。仕事上の悩みや問題を抱えていない管理職はほとんどいないにも関わらず、社内において顕在化しにくいと言えます。
経営層が決定した戦略を実行に移すのは、管理職とその部下です。どんなに優れた戦略を打ち出したとしても、実行できなければ期待した成果は得られません。また、管理職が悩みを解消できずにいると、心身の疲労、ストレスによってメンタルヘルスの問題やハラスメント等の発生につながったり、その結果として離職者が増えたりといった問題も起こりかねません。
特に、管理職が休職や離職したりすると、現場にかかる負担は相当なものになるのではないかと考えられます。
管理職の悩みを解消し、生き生きと仕事ができるようになれば、生産性向上、さらに、業績向上につながる可能性も高まります。生産性を考慮して管理職の悩みを解消、軽減することは非常に重要です。
社内で管理職研修を実施していたり、外注している企業は多いかと思います。研修は実施した直後は、モチベーションが向上したり、何か問題が解決したように思えるのですが、現場に戻るとこれまで通りの行動に戻ってしまうことがよくあります。行動が変わり、定着してこそ、結果が変わります。
本サービスは、管理職に対してマンツーマンでコンサルタントを付け、仕事の悩みや問題を解消、軽減し、パフォーマンス向上を図ることを目的としております。重視するポイントは「行動変容」です。
コンサルタントが現状分析してアドバイスするだけでなく、PDCAを一緒に回しながら、行動変容を促していきます。
私どもは、仕事の悩みであるにも関わらず、社内の人に相談できず、家族や友人等の社外の人に相談している管理職の方、そもそも相談相手がいない管理職の方の強い味方となって、生産性向上に貢献してまいります。
管理職の抱える悩みや問題の解消においては、個人で完結するものだけでなく、所属する部署やチームなどへの働きかけが必要なケースも多々あります。よって、弊社では人・組織の問題に精通したコンサルタントがサービスを提供致します。
また、悩みや問題の解消のためのアドバイスで終わるのではなく、対象の管理職の方のパートナーとして確実に成果を出せるように取り組んでまいります。
管理職向けコンサルティングといってもどのように活用したら良いか、わかりにくいかと思いますので、活用例を以下にお示しします。
ご相談は無料でお受け致しております。